無人島に上陸!絶景の洞爺湖旅行記〜最長片道切符の旅(洞爺・長万部・国縫)

国内旅行

こんにちは。私は2024年夏に55日かけて日本を縦断する最長片道切符の旅を実施しました。今回はその旅の道中で訪れた北海道の洞爺湖についてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

洞爺湖とは

洞爺湖は北海道南西部、支笏洞爺国立公園内に位置する美しいカルデラ湖です。年間を通して観光客を魅了するこの湖は、日本百景にも選ばれており、その雄大な自然景観が最大の魅力です。

特に、湖の中央に浮かぶ中島や、湖畔から望む羊蹄山、有珠山、昭和新山の姿は訪れる人々を感動させます。遊覧船に乗って湖上から景色を眺めたり、カヌーやSUPなどのウォータースポーツを楽しんだりすることも可能です。

周辺には洞爺湖温泉があり、良質な温泉で旅の疲れを癒せます。夏にはロングラン花火大会が開催され、夜空を彩る花火が湖面に映り込み、幻想的な光景を作り出します。冬にはイルミネーションも楽しめ、四季折々の表情を見せる洞爺湖は、何度訪れても新しい発見がある観光地として人気を集めています。

最長片道切符で洞爺湖に行ってみた

東室蘭を出発

前日に室蘭の自遊空間に滞在していたので、この日は室蘭駅から出発です。室蘭本線をさらに西へ進みます。

洞爺駅〜洞爺湖周辺へ移動

普通列車を利用して1時間弱で洞爺駅に到着しました。

この洞爺駅から洞爺湖まではやや距離があるのでバスに乗ります。道南バスに乗り「洞爺湖温泉」のバス停へ行くのが一般的です。片道400円、30分程度の乗車です。洞爺湖温泉のバス停の近くに遊覧船乗り場やビジターセンターなどが集中しています。

洞爺駅から洞爺湖まで行くバスは40分に1本程度しかないので、訪問される場合はバスの時刻に注意しましょう。

洞爺湖周辺を散策

やや曇っていますが、雨は降っていないので洞爺湖のほとりを散策します。「洞爺湖サミット宣言の地」と書かれた碑などが立っていました。周辺が遊歩道として整備されているようで、時々地元住民の方ともお会いしました。

遊歩道として整備はしつつも、湖に船を出すための動線を確保できるように取り外し可能な橋が設置されているのが面白かったです。

洞爺湖遊覧船に乗船

洞爺湖では洞爺湖汽船という会社が遊覧船を運航しています。この船は洞爺湖の中に浮かぶ4つの中島を船から眺め、そのうちの一つの大島では下船することができます。夏は30分おきくらいで船が運航されています。湖の遊覧船は海とはまた違った雰囲気で面白いです。乗船されているのは海外の観光客の方々がほとんどでした。往復1600円です。なお、大島での下船は夏に限られているので注意しましょう。乗船時間は片道25分ほどです。

大島で下船

洞爺湖遊覧船を大島でおります。中島はパワースポットとして知られ、特にこの大島は有名です。トレッキングを行えるコースもあり、多くの観光客がそちらへ向かって行きましたが、私は時間的な問題で断念しました。そのかわり港周辺を散策することにしました。

船を降りるとすぐに縁結びのパワースポット「ウンクル・セトナの桂の木」がありました。そのほかにも神社などがありました。

再度遊覧船に乗船

次の30分後の船に乗って戻ります。

「いもてん」を食べる

洞爺湖温泉の名物「わかさいも」の天ぷら「いもてん」を食べます。洞爺湖にある本店では揚げたてで食べることができます。いもてんと聞いて、初めはジャガイモかさつまいもみたいなものを想像していましたが、実際は「わかさいも」というまんじゅうのようなお菓子を揚げたものをいもてんと呼ぶようです。いもてんは1個160円です。

セイコーマートで昼食(山わさび塩ラーメン)

北海道ならではのコンビニ、セイコーマートです。北海道ではコンビニでご飯を食べたとしても現地のご飯を食べた気分になるので、激安旅行に組み込むのにはちょうど良いです。私はここでセイコーマートのプライベートブランド品である山わさび塩ラーメンを食べました

このラーメン、尋常ではありません。一口すするとわさびの刺激的な要素が目や鼻に飛び込んできます。インターネット上でも「セコマの悪ふざけ」とか言われているようです。私はこのような事実を知らず、目や喉、鼻を一時的に機能不全に陥らせることになってしまいました。挑戦される方は相当の覚悟の元、毒劇物を扱うくらいの気持ちで食べることをお勧めします。この洞爺湖のセイコーマート自体はイートインスペースから湖を眺めることができ、とても素晴らしいです。

北海道洞爺湖サミット記念館

ここでは2008年に行われた洞爺湖サミットに関する展示が行われています。各国首脳が座った椅子や会見をしたボードなどの展示もあります。テレビの前で見ていた光景が目の前に見えるのはなかなか面白いです。あまり長居するつもりはありませんでしたが、結果的には1時間くらい滞在しました。

洞爺駅に戻る〜長万部・国縫へ移動

再度バスに乗って洞爺駅へ向かいます。

洞爺駅でまた列車にのり、長万部駅で途中下車をしました。長万部はかなやの「かにめし」という駅弁が有名です。訪問時間が夕方だったので残っているか心配でしたが、無事に買うことができました。かなやの店内は列車の車内をイメージしているようです。

この日は国縫(くんぬい)にある民泊を予約していたので長万部からさらに一駅西へ移動する必要があります。長万部で乗り換え時間が1時間近くあったので歩いて海を見に行きました。遮るもののない海は綺麗ですね。

最後は列車に乗って国縫に行きます。国縫駅周辺は本当に何もありません。スーパー・コンビニ・自動販売機など、何もありません。民泊についてから非常に喉が渇いたのですが、民泊のおばあさんが飲み物をサービスしてくれたので助かりました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。みなさんもぜひ洞爺湖の絶景を見に行ってみてください。そして、山わさび塩ラーメンには注意してください。ありがとうございました。

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