東京〜大阪が1800円!初めて乗る人必見の夜行高速バス利用ガイド

交通機関

こんにちは。今回は東京〜大阪間の高速バス利用についてご紹介します。

私は大学進学を機に上京し、帰省の度に高速バスを利用しています。今回は実際に何回も高速バスに乗ってみて分かることや、予約のコツなどを紹介していきます。

夜行バスの車内

この項目では夜行バスの車内について紹介します。

座席

夜行バスには様々な座席タイプがあります。4列シートと3列独立シート、2+1の3列シート、2列シートなどがありますが、最も安いのは4列シート、最も人気なのは3列シートといった形になっています。4列シートを使用する場合、大柄な人だと座席が窮屈に感じるかもしれません。特に横幅が限定的であり、肘が当たったりすることは覚悟すべきでしょう。一方で前後間隔については、前の座席の下に足を伸ばすことができるので横幅ほど窮屈さを感じることはないでしょう。

リクライニング

リクライニングについてはほとんどのバスに設置されており、標準的には120度くらい傾けることができます。バスによってははじめからリクライニングが全て倒されていることもあり、傾ける気まずさを感じなくてすむようになっています。

座席と座席の間にカーテンが設置されていることもあり、プライバシーをある程度守ることができます。

トイレ

高速バスによってはトイレが設置されています。トイレ自体は電車についているトイレのようなイメージです。比較的綺麗なものも多いです。また、トイレがついてない場合でも2〜3時間おきにサービスエリアへの立ち寄りがあり、その間にトイレに行くことができます。

窓ガラス

夜行バスの窓には全面にカーテンがかけられていることがほとんどです。運転席の後ろにもカーテンがあり、夜間に消灯した際はバス車内が真っ暗になります。

荷物おき

座席の上にもある程度の荷物を収容できるようになっていますが、大きな荷物は基本的にトランクルームに預けます。邪魔になるので、バス車内に持ち込むのは必要最低限の荷物だけにしましょう。なお、荷物預けはほとんどの場合、無料です。

コンセント

座席周辺にコンセントがついているバスもあります

高速バスの予約について

予約ツールについて

高速バスの予約の際は「バス比較なび」などの比較サイトの利用が便利です。サイトによっては、トイレの有無やコンセントの有無など、設備に関する情報がわかりやすく記載されているものもあります。私はよくバス比較なびを使用しますが、選択すると各バス会社のサイトに飛ぶようになっています。会社によっては会員登録が必要な場合も多いです。

高速バスの運賃について

ほとんどの高速バス会社で、需要に応じて料金を変動させる「ダイナミックプライシング」が導入されています。そのため平日と休日では料金が大きく異なり、3倍近く値段が異なることも多いです。また繁忙期と閑散期でも運賃が随分異なります。だいたいの目安として、東京大阪間の移動であれば、金土日祝は6000円前後、平日は3000円前後といった具合です。閑散期は特に平日の料金がグッと下がり、1000円台になることもあります。

高速バスの予約タイミングについて

高速バスを予約するタイミングは非常に難しいです。なぜなら、バスの座席の埋まり具合によって運賃が上がったり下がったりするからです。閑散期については1週間前くらいからどんどん値段が下がってきて、前日〜当日にかけて最安値まで落ちることが多いです。一方お盆休み期間などは席が埋まるに連れて徐々に値上がりしていくこともあります。高速バスの予約サイトからはかなり先の日程の料金も確認することができるので、標準的な価格を確認しつつ購入しましょう。なお、東京〜大阪間が2000円台の時は、しばらく待っているともっと価格が下がる場合が多い印象です。

バスの集合場所について

東京駅や大阪駅など大きな駅の周辺には、バスターミナルがいくつも存在します。東京駅八重洲側のバスターミナルとひとくちに言っても3つ以上あるので、バスの予約完了メールなどに添付された集合場所案内をよく確認しておきましょう。大阪駅だとかなり歩く必要のあるバス停もあるので、時間管理にも注意しましょう。

乗り遅れた場合

バスは時間通りに発車します。発車時間に間に合わなかったらほぼ確実に乗車することはできません。無断キャンセルの扱いになると思われますので、乗り遅れには気をつけましょう。

実際に高速バスに乗って起きたこと

夜に叫び声が聞こえる

いわゆる夜驚症(睡眠時驚愕症)を発症される方が同じ便に乗車している場合があります。ある時突然大きな声を出し、パニックを起こしバタバタと暴れたりといった症状が出るようです。突然そのような状況になると驚くこともありますが、他の乗客もある程度慣れていることが多いのか、皆スルーしている印象です。本人の意思によるものではないので、上手な対応が求められます。

スマホの画面が明るい

先述の通り夜行バスは発車後すぐに真っ暗になります。スマートフォンの画面の光でさえもかなり目立ちます。周囲の人たちの睡眠を妨害することにもなるので、基本的にスマートフォンなどは使用しないのが良いでしょう。

風邪をひいている人がいる

夜に咳やくしゃみが聞こえてくることがあります。バスが乾燥している時もあるので、気になる人はマスク等を着用してバスに乗車するのが良いでしょう。

また咳の音などの雑音が気にならないように、耳栓やイヤホンを着用するのもおすすめです。

渋滞する

夜間は高速道路の工事による渋滞などが発生することもあります。事前にわかっている時は迂回運転をしてくれるバスもありますが、渋滞に引っかかることもあります。以前、23時大阪発で朝6時東京到着予定のバスが2時くらいになってもまだ三重県にいたことがあります。しかしこの時は最終的には定刻通り到着できたので、比較的余裕のある運行予定が組まれているものと思われます。

話し声が聞こえる

特に休憩の前後でグループ客などがヒソヒソ話をしていることがあります。車内は静かなのでこういった声はとても目立ちます。乗車される際は周りへの気配りを大切にするとともに、先ほど同様に雑音対策で耳栓やイヤホンなどを着用することも効果的です。

眠れない

座席で寝にくい人、運転時の振動が気になる方なども多いと思います。いろいろな体勢を試してみると、これだというものが見つかるかもしれません。また首にネックピローをつけている人も多い印象です。睡眠に心配がある場合はこういったグッズを準備してみるのもよいでしょう

いかがでしたでしょうか。みなさんもぜひ安くて快適な夜行高速バスを活用してみてください。ありがとうございました。

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