トラブル続出?乗り方は?バンコクでバスに乗ってみた!〜タイ旅行記その2〜

交通機関

こんにちは。以前タイへ行った際にバンコク市内の路線バスに乗ってみました。今回はその時の乗車記と、バンコクでのバスの乗り方についてご紹介します。

バンコクのバスについて

バンコクのバスは、多様な種類と広大な路線網を誇る市民の足です。エアコンの有無によって料金が異なり、エアコンなしの赤バスは一律8バーツからと、非常に安価に移動できます。エアコン付きバスは13バーツから25バーツ程度で、快適に過ごせるため観光客にも人気です。

バンコクのバスの乗り方

バンコクでの移動においては近年はMRTやBTSといった都市鉄道網が発達しています。しかしこれらの運賃はやや高く、数駅移動するだけでも40バーツ(200円くらい)取られます。その点、バスに乗れば最安8バーツ(40円くらい)でかなり長距離を移動できるので、非常にお得です。

乗車まで

バンコクのバスに乗るにあたっては、GoogleMapを活用するのがおすすめです。まずアプリを開いて目的地を入力し、公共交通機関でのルートを表示してもらうと、たいていの場合、バスを使った経路が表示されるはずです。バスの番号なども記されているので、示されたバス停に向かい、該当する番号のバスが来るのを待ちます。なおバンコクのバスには時刻表がなく、「何分間隔」といったダイヤが組まれています。

該当する番号のバスがきたら手を上げてバスを止めます。バスがきちんと停車しない場合があり、動いているバスに飛び乗るという状況もよく発生するので、十分注意して乗車しましょう。

バンコクのバス

乗車後

バンコクのバスは、乗車すると、車掌さんがやってきてどのバス停まで乗るか聞かれます。Googleマップの画面に表示されたバス停名を告げるとだいたいわかってくれます。一律料金のバス路線もあり、その場合は行き先を告げる必要はありません。そして指示された料金を支払い、控えとなるチケットのようなものをもらいます。お金を支払った証明になるので下車までチケットは無くさないように注意しましょう。バスに乗る際は小銭を準備しておくと良いでしょう。

バンコクのバスチケット

下車

降りるバス停が近づいたら、早めに席を立って降車の準備をするのがローカルルールとなっているようです。バス停についてから席を立つと嫌な目でみられるので注意しましょう。そして降りるバス停が次になったら車内のベルを鳴らします。すると次の停留所でバスを止めてドアを開けてくれます。なお、降車する時もバスは動きながらドアを開くので、止まりきっていなくても降りるようにしましょう。さもなければ、乗ってくるお客さんが入ってきてしまい、降りれなくなることがあります。

バンコクのバスで発生する様々なトラブル

バスが来ない、動かない

バンコクは渋滞が起こりやすいことで有名です。一度渋滞が起こってしまうと、なかなかバスが来なかったり、バスが動かなかったりすることがあります。この前は1時間くらいバスを待っていましたが、一向に来る気配がなかったので諦めて歩きました。時間に余裕がない場合は渋滞の影響のない鉄道を利用するのが良いでしょう。

バスが古くてボロボロ

バンコクのバスは基本的に古く、ボロボロです。車内もあまり綺麗ではありません。エアコン車は多少マシですが、それでもやはり古い車両がほとんどです。

バスのエンジンも古めのものを使っているのか、たびたびエンジンが止まってしまいます。私が乗っている時もエンジンが止まってしまいましたが、運転士さんが頑張って再起動させたので難なく次へ進むことができました。

めちゃくちゃ揺れる

バンコクのバスは運転が非常に荒く、路面状況が悪いこともあり、ものすごく揺れます。立っていたら吹っ飛ばされそうになるので、手すりなどにしっかりとつかまりましょう。

なぜかバス停を通過する

前のバス停を過ぎたあと、席を立ってベルを鳴らしました。しかし、バス停が廃止されているのか運転士が勝手に判断したのかわかりませんが、バス停を通過しずいぶん先にあるバス停で降ろされるということがありました。他の方々のブログなどをみていてもこの状況はよく発生するようです。

排気ガスがすごい

バスの排気ガスがいかにも環境を汚染してそうな色をしています。特にバスは窓が全開なので、隣をバスが通過したりすれ違ったりすると真っ黒な排気ガスが目の前にやってきます。気をつけましょう。

案内板が信用できない

バス車内には次のバス停を示すモニターが設置されています。しかしこのモニターは手動で動かしているらしく、現在位置がめちゃくちゃな時があります。ずいぶん前のバス停が表示されていたり、次のバス停が突然案内されたりします。地図アプリの位置情報を使い適宜確認するのが最も安心だと思います。

危ない

バスが完全に停車することなく乗降せねばならないことがあったりするのでとても危ないです。また明らかに我々の財布を狙っているらしい人もたまにいるので盗難にも注意しましょう。

終わりに

このようにバンコクのバスは様々なトラブルや日本とは違った状況がありますが、ローカルな雰囲気を存分に味わえるのでぜひバンコクでバスに乗ってみてください。ご覧いただきありがとうございました。

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