快活CLUBは宿泊に使える?50回宿泊した東大生が解説

北海道

「快活CLUBって宿泊に使えるの?」

「快活CLUBに長時間滞在する時の注意点は?」

そんな疑問をお持ちではありませんか?

近年、快活CLUBを宿泊場所として利用する人が増えています。しかし、ホテルや旅館とは異なるため、利用方法や注意点が分からないという方もいるでしょう。

この記事では以下の情報について、実際に日本縦断中に約2ヶ月間ほとんど快活CLUBに泊まり続けた東大生ライターが紹介します。

  • 快活CLUBが宿泊に使える理由
  • 快活CLUBでの宿泊をおすすめする人
  • 快活CLUBでの宿泊のメリット・デメリット
  • 快活CLUBに長時間滞在する時の注意点

この記事を読めば、快活CLUBでの宿泊に関する疑問がなくなり、快適に過ごすための情報を得られます。

快活CLUBが宿泊に使える理由

快活CLUBは、主に以下の理由から宿泊場所として利用できます。

  • 長時間パックがある
  • フラットシートで横になれる
  • ブランケット、肘置きなどがある
  • シャワーやランドリーがある店舗も
  • 飲食物の持ち込みOK

快活CLUBには、長時間利用に対応したパック料金があり、フラットシートで横になって休憩できます。ほとんどの店舗で夜間8時間パックや夜間12時間パックなど、宿泊を前提としていると思われるプランが存在します。また、店舗によってはシャワーやランドリーも完備されており、宿泊に必要な設備が整っています。シャワーはタオル使い放題の店舗もあります。飲食物の持ち込みも可能なため、自分の好きなものを飲食しながらリラックスできます。

快活CLUBでの宿泊をおすすめする人

快活CLUBでの宿泊は、以下のような人におすすめです。

  • 宿泊費を抑えたい人
  • 終電を逃した人
  • 個室でゆっくり過ごしたい人
  • 長距離移動の休憩場所を探している人

快活CLUBは、ホテルや旅館よりも安価に宿泊できるため、宿泊費を抑えたい人に最適です。また、終電を逃した時や、長距離移動で疲れた時に、気軽に立ち寄って休憩できます。店舗によっては鍵付きの個室もあるので、プライベートな空間でゆっくり過ごしたい人にもおすすめです。

快活CLUBでの宿泊のメリット

快活CLUBで宿泊するメリットは、以下のとおりです。

  • 料金が安い
  • 24時間営業
  • 全国に店舗がある
  • フリードリンク、ソフトクリーム付き
  • 漫画やインターネットが楽しめる
  • 全てのブースにコンセントがある

快活CLUBは、ホテルや旅館と比べて料金が安いです。夜間8時間パックで1800円くらいの店舗が多く、店によっては12時間1800円の場所もあります。24時間営業のため、いつでも利用できますし、途中で外出したり、夜遅くに入店したりすることもできます。全国に店舗があるため、旅行や出張など、さまざまなシーンで利用できるのも良いところです。また、フリードリンクやソフトクリーム、漫画やインターネットなど、時間を潰せるサービスが充実しています。フリードリンクもジュースのみならず、コーンスープや味噌汁、中華スープなども用意されています。
コンセントがあるのも旅行者にとっては嬉しいですね。

快活CLUBでの宿泊のデメリット

快活CLUBで宿泊するデメリットは、以下のとおりです。

  • 寝心地はホテルや旅館に劣る
  • シャワーやランドリーがない店舗もある
  • 周囲の音が気になる場合がある

快活CLUBのシートは、ホテルや旅館のベッドと比べると寝心地が劣る場合があります。また、店舗によってはシャワーやランドリーがない場合や、ブース席の場合、いびきなど周囲の音が気になる場合もあるでしょう。
なお、これまで50回以上宿泊してきたなかで盗難などの被害に遭ったことはありません。セキュリティ面については比較的安心して利用できるでしょう。

快活CLUBに長時間滞在する時の注意点

快活CLUBに長時間滞在する時は、以下の点に注意しましょう。

  • 防音性が低いことを理解しておく
  • 貴重品の管理を徹底する(ナンバーロック式ボックス完備)
  • 店舗の設備やサービスを確認しておく

快活CLUBは、ほとんどのブースが完全な防音ではありません。周囲の音が気になる場合は、イヤホンや耳栓などを持参しましょう。なお鍵付き完全個室は防音になっているので、オンライン会議などを行うこともできます。また、貴重品の管理は徹底してください。快活CLUBのブース席には鍵が備わっていませんが、全てのブースに貴重品を入れるためのナンバーロック式ボックスが完備されています。ノートパソコンなどもしまえるサイズなので、大事なものは基本的にボックスにしまっておきましょう。
また、各店舗ごとにホームページがあり、無料トーストサービスの有無やシャワーの有無などを確認できるので、店舗に行く前に確認しておくのがおすすめです。利用料金も店舗ごとに若干異なるので、あらかじめ店舗ページをご確認ください。

快活CLUBの使い方〜入店から退店までの流れを徹底解説〜

ここでは実践編ということでほぼ2ヶ月間快活CLUBで宿泊し続けた筆者が快活CLUBの使い方を紹介します。

1、事前準備
快活CLUBを利用するためにはアプリ等で会員登録する必要があります。事前に登録を済ませておきましょう

2、受付
入店したらまず希望の部屋を聞かれます。快活CLUBで宿泊をする際、基本的には「鍵付き完全個室」「ブース席」「オープン席」の3種類からいずれかを選択します。「鍵付き完全個室」はその名の通り鍵をかけることのできる部屋で、横になっても足を曲げずにすむくらいの広さの個室になっています。「ブース席」は四方がパーテーションで区切られたブースとなっており、一定程度プライバシーが確保されています。ただし「鍵付き完全個室」とは違いパーテーションの上部から天井までは隙間があいており、入り口に鍵をかけることもできません。ただしそのぶん鍵付きロッカーは完備されています。「オープン席」は普通の喫茶店のような席です。私は普段「ブース席」を選択しています。部屋のタイプによって若干料金が異なります
ブース席と鍵付き完全個室を選択した場合さらに座席の種類を選ぶことになります。一つは椅子タイプの席、もう一つはマットタイプの席です。私は普段マットタイプを選択しています。マットが満席の時は椅子タイプも選択しますが、椅子タイプでも背もたれがかなり深く倒れるので、寝ることはできます。なお座席のタイプはどちらを選んでも料金は変わりません。
初心者のかたはまず「ブースのマットで」「鍵付き個室のマットで」のどちらかを唱えると良いでしょう。

その後アプリの会員証を店員が読み込み、受付票を受け取って中に入ります。なお快活CLUBでは利用時間に応じて自動で安いプランの料金を適用してくれるので、入店時に時間プランを選択する必要はありません

学生の方は学割(1~2割引)があるので、入店時に学生証を提示しましょう。一度伝えるとその年度が終わるまでは自動で学割料金を適用してくれます。

※店舗によっては受付がセルフサービスとなっています

3、座席に入る

座席に入ったらまず貴重品を鍵付きロッカーに入れましょう。鍵付き個室を利用する人は部屋に鍵をかけられるのでその必要はありません。鍵付き個室の方はインキーに気をつけましょう。

4、くつろぐ

店舗にはブランケットや肘置きなどが常備されています。必要に応じて使いましょう。
またドリンクバーやアイスクリームなども自由に使いましょう。
座席のパソコンからはフライドポテトやうどんなどの食事を注文することもできます。

5、朝
朝6時頃からトースト食べ放題のサービスを行っている店が多いです。トースターやバターもあります。トーストはどんどん補充されます(パンがなくなったという事態に遭遇したことはありません)。この無料のトーストにドリンクバーのコーンスープを組み合わせると立派な朝ごはんですね!

6、出発
受付票を持って受付に向かいます。利用時間に応じて適切なパックプランが適用され、料金が表示されます。支払いをしたら終了です。

補足:もしパックの時間がすぎてしまったら
8時間パックのある店舗で8時間10分経っていたという場合、8時間パックの料金に10分ごとの料金が1回追加されます。10分ごとの料金を追加した額よりも、次に長いパック(9時間パックなど)の料金の方が安い場合は、9時間パックの料金が適用されます。

まとめ

快活CLUBは、宿泊費を抑えたい人や、気軽に個室で休憩したい人におすすめです。長時間滞在する場合は、本記事で紹介した注意点を参考に、快適に過ごしてください。

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